脳卒中の危険因子

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脳卒中の危険因子

脳梗塞と脳出血が発症する危険因子は、

加齢、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、喫煙、飲酒と言われていますが、

なぜこれらが発症に繋がるのか解説していきます。

加齢

加齢に伴って、肌のハリや柔らかさがなくなり、シワが増えていきますが、血管も同様に加齢による変化が見られます。

血管壁の柔軟性が低下(=動脈硬化)することで、心臓の拍動によって押し出される血液に、周囲の血管壁が耐えられず血管が破けます。

古くて劣化したホースも水圧によって割れ目が大きくなって、水漏れするのと一緒ですね。

高血圧

心臓から押し出される血液が、血管壁に与える圧力のことを血圧と言い、その力が基準値以上である場合は高血圧、基準値以下の場合は低血圧と呼んでいます。

高血圧が長期間に渡って続くと、血管壁や心臓に力がかかり、血管壁にダメージが蓄積していきます。その結果、血管壁が硬くなり動脈硬化が進みます。

アテローム血栓性脳梗塞:動脈硬化した場所に粥状(アテローム)の塊が蓄積し、進行すると血管が詰まることで生じます。他にもその塊が剥がれ落ちて、その先の血管に詰まることでも脳梗塞を発症します。
心原性脳塞栓:血圧が高いことで心筋には負担がかかるため、不整脈(心房細動)や心不全を起こしやすくなります。心房細動があると、血液が十分に拍出することができず、血液の塊を生じます。その塊が血管に詰まることで発症します。
脳出血:動脈硬化した血管が高血圧が耐えられず、脳内に血液が流れ出すことで生じます。
くも膜下出血:もともと生まれつき脳動脈奇形(脳動脈瘤という血管のコブ)がある場合、高血圧によって破裂して生じます。

 

高血圧を予防するには?

生活習慣が悪いことで生じるもので、過度の塩分摂取、過度の飲酒、喫煙、肥満、運動不足が要因になっています。

他に過労、ストレス、睡眠不足はリスクの一つです。

日本人の食生活は、塩、味噌、醤油と言った調味料をよく使い、塩分を多く摂る傾向があるため、血圧は高めです。

 

目標血圧は?
  基準 30代以下 40−60代 前期高齢 後期高齢 糖尿病・腎臓病・心筋梗塞 脳卒中

最高血圧

140

130 140 140 150 130 140

最低血圧

90 85 90 90 90 80 90

(単位:mmhg)

加齢によって動脈硬化が進み、収縮期血圧(最高血圧)は上昇します。

食生活と薬の服薬でこの数値を目標に頑張りましょう。

 

糖尿病

糖尿病は血糖値が基準よりも高くなる病気のことです。

糖尿病は脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めるといわれており、血管の中にプラークとよばれる塊が出来やすくなります。

高血糖に加え、高インスリン血症やインスリン抵抗性による高血圧、過食による脂質代謝異常も進み、動脈硬化が進展しやすい事で、脳梗塞や心筋梗塞へのリスクが高まります。

 

脂質異常症(高脂血症)

脂質とは、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類が含まれており、その代謝がうまく行えない状態です。

それぞれについて説明していきます。

 

コレステロール:

胆嚢から十二指腸に分泌される消化吸収に関わる胆汁酸、体を構成する細胞を包む細胞膜、ホルモンの原料になる物質です。

主に油分であり、血液中には溶けることがなく、水分に溶けやすいタンパク質と結合して血液中に存在し、動脈硬化をもたらすとして注目されています。

コレステロールは、LDLコレステロールとHDLコレステロールに分けられ、それぞれが反対の作用を持っています。LDLレステロールが多すぎる場合、あるいはHDLコレステロールが少ない状態を示す病気のことです。

HDLコレステロール:

通称善玉コレステロールと呼ばれており、良いものとされています。

末梢の血管壁の余っているコレステロールを肝臓へ戻そうとするため、末梢の血管に蓄積するコレステロールが動脈硬化を進行させないように働いています。

(HDL:High Density Lipoprotein=高比重リポ蛋白)

 

LDLコレステロール:

通称悪玉コレステロールと呼んでおり、血液中のコレステロールを肝臓から末梢血管へ運んでいます。

LDLコレステロールが過剰に蓄積すると、血管壁に入り込む事で動脈硬化が引き起こされます。結果的に血栓を形成したり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの危険性が増します。

(LDL:Low Density Lipoprotein=低比重リポ蛋白)

 

高コレステロール血症診断基準

総コレステロールが220mg/dl以上 あるいは LDLコレステロールが140mg/dl以上

 

中性脂肪:

中性脂肪は、人間のエネルギー源であるぶどう糖が不足した場合、エネルギーを補うために存在していますが、食事から摂取したエネルギーが余った場合に、肝臓で中性脂肪を合成して、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えています。

適度な中性脂肪は、体温を保ってくれたり、体への衝撃を和らげたり、内臓を固定するため体内で重要な役割を果たします。

一方で、その中性脂肪が増えすぎると問題になってくるのです。中性脂肪の過多は、肥満や脂肪肝をきたし、動脈硬化を引き起こします。

 

喫煙

タバコのけむりには、およそ5300種類の化学物質が含まれており、発がん物質も多く含まれています。喫煙によって動脈硬化は進し、脳卒中発症・再発のリスクが高まるのです。

そのメカニズムとして、肺を通して化学物質が血液内に吸収され、全身の血管にその物質が循環します。

血液に吸収されている化学物質によって血管壁が炎症を引き起こし、交感神経が興奮状態になり血管が収縮します。

その結果細い血管がさらに収縮して細くなるため、血栓が詰まりやすくなるという事です。

 

さらには、一酸化炭素が血液に吸収されるため、一時的な中毒状態(酸欠状態)となります。

1日の喫煙本数が増えたり長期化すると、人間の体は酸欠状態を代償するために、たくさんの血液を作り出すこととなります。

その結果、高血圧となったり、血液が固まりやすい状態になり、脳出血や脳梗塞のリスクが高まります。

 

飲酒

飲酒量の増加によって脳出血の発症率が上がるため、アルコールの摂取量は日本酒であれば1日平均1合未満と推奨されています。

アルコールは血圧を上昇させる作用のほかに、血液が固まりにくくなる作用があるためです。

どういうことかというと、アルコールには血中の善玉(HDL)コレステロール濃度を上昇させる作用があります。そのため、悪玉(LDL)コレステロールが末梢血管から肝臓へ送られ、血液が固まりにくい状態になるためと言われています。

 

 

 

以上が脳卒中の危険因子です。

 

あなたはどれぐらい当てはまっていますか?

脳卒中を発症してからの生活はどれだけ大変か…

「発症の予防」と「再発の予防」が大事です。

 

 

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