脳卒中って何?

リハビリ整体 神戸

脳の血管が急に詰まったり、破れたりすることで、脳の血液循環が正常に保てず様々な症状を起こすものを言います。

脳梗塞

脳梗塞は、脳の血管がなんらかの原因で詰まることで、栄養分を十分運搬することができなくなり、脳細胞が死滅する病気のことです。

別名 虚血性脳卒中とも呼び、心原性脳梗塞・アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞の3つに分類されます。

心原性脳梗塞

概要

心臓に疾患がある場合など、不整脈によって血液の循環がうまく行えずに固まってしまい、脳内の血管をつまらせるもの。

血栓は大きく、全く問題のなかった血管に急に詰まる為、意識障害や症状が重症化しやすいという特徴があります。

心原性脳梗塞の治療

発症から再開通までの時間が早いほど、症状が回復する為、後遺症が少なくなります。その為、発症4.5時間以内であれば、tPA静注療法が適応となりますが、tPA投与にて効果が無い場合には、血栓回収療法を行います。


その後は、再発予防に血栓形成を予防する抗凝固療法が行われます。急性期はヘパリンという薬剤を用いた点滴治療を行い、ワルファリンという内服薬に切り替えることがこれまで標準的な治療です。

最近は、非弁膜症性心房細動による心原性脳塞栓に対して、新規経口抗凝固薬(NOAC)と呼ばれる薬が用いられています。

 

アテローム血栓性脳梗塞

概要

血栓が血管壁からはがれ落ち、血流に乗って、脳内の血管をつまらせてしまうことによって生じるもの。

高血圧・高脂血症・糖尿病といった、動脈硬化のリスクを持った方に多い脳梗塞です。

アテローム血栓性脳梗塞の治療

発症4.5時間以内の超急性期には、tPA静注療法や急性期脳血管内治療(血栓回収療法・血管拡張術・ステント留置術)が施行されることがありますが、急性期にはアスピリンといった抗血小板薬が中心に投与され、抗凝固薬であるアルガトロバンという点滴治療が行われます。

慢性期には、再発予防として抗血小板療法が行われます。

 

ラクナ梗塞

概要

脳の深部にある細い血管が詰まることによって生じるもの。

朝起きたらいつもより動きにくさがあるというように、意識障害などを生じることはなく、ゆっくりと症状が進行する為、気づくのが遅れる傾向があります。

危険因子は、高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙です。

ラクナ梗塞の治療

急性期から慢性期にかけて抗血小板薬が中心に投与されます。

十分な血圧のコントロールが必要とされています

 

 

脳出血

概要

何らかの原因で脳の血管が破れ、脳内に出血を起こす病気のことを言います。

血液の塊(血腫)は、脳の神経に直接的なダメージを与えます。他にも脳がむくむことで(浮腫)、頭蓋骨の中の圧を高くしてしまうことになり、脳機能の障害が生じます。

脳卒中のうち脳出血は全体の約20%程度ですが、死に至ることもあります。

脳出血の治療

急性期は、血腫の増大や再出血を予防するために降圧薬を用いて、血圧のコントロールが行います。

目安は、収縮期血圧(最高血圧)140mmHg未満を目標とすることが推奨されており、点滴による降圧薬の持続投与を行います。

さらに、脳出血が大きい場合には脳がむくみ(脳浮腫)が強くなることで、正常な脳組織を圧迫し命に関わる為、脳浮腫を改善させる薬が使用されます。

 

 

脳卒中について簡単にまとめていきました。

生活習慣を変えていくための、ちょっとしたきっかけになってもらえるといいな!

 

 

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