こんにちは。
神戸リハビリ整体院いたやど 代表 河井陽介です。
第2回痛みの科学ブログでは、「急性痛から慢性痛に移行してしまう要因」について解説していこうと思います。
前回のブログでは、急性痛と慢性痛の簡単な概略を説明しました。
そして、急性痛から慢性痛に移行してしまうことについても簡単に触れています。
今回のブログをお読みになる前に、前回のブログを読んでいただくと、より理解が深まります。(5分ほどの内容です)
「急性痛が軽快し、炎症症状が収まる時期に適切な処置をしなかった場合、痛みは慢性痛に移行してしまう」
という事を書きましたが、一字一句読んで頂いた方は、ある言葉に引っかかったと思います。
「“ 適切な処置 ”ってどういう処置のこと?」
適切な処置 について解説していきます。
誰しもが、切り傷・刺し傷・擦り傷・捻挫・打撲などは日常茶飯事ですね。
人によっては、転んで骨折したかもしれません。
これらのトラブルが起きた時に、あなたならどのような対処をしますか?
・出血しているなら、綺麗な布やタオルなどを使用して、患部を圧迫し止血する。
・心臓より高くして出血量を減らす。
・熱を持っている場合は氷で冷却する。
・骨折が疑われる場合は動かさず、固定する。
これらの初期対応を考えずにできる方は、とても頼もしい存在です!
そして、これらのトラブルを生じた直後に、危険信号としての痛みが発生するとともに、その後に炎症反応として痛みが長期間持続します。
この痛みに対しては、鎮痛薬(痛み止め)を内服したり、湿布を貼ることで、対応しますよね。
で…す…が……。
急性痛が慢性痛に移行しないようするための“ 適切な対応 ”は、他に重要なものがあるのです。
それは、精神的(心)のストレスへの対処。
例えば、
「ドアに指を挟んでしまい、激痛と内出血が起きた時」
「階段を下りるときに足を踏み外して、捻挫をして時」
「横断歩道を渡るときに、自動車に巻き込まれた時」
「怪我をして、重要な仕事で遅れをとった時」
「長期間の休みが必要なり、周りに迷惑をかけた時」
トラブルの重大さ、個々の性格、問題対処能力にも影響しますが、
トラブルが起きた時の恐怖感は、トラウマとして何年も何十年も残ることがあります。
同じ程度のトラブルなのに、人によってトラウマになったり、ならないこともあるので、非常に厄介です…
(わかりやすい図を見つけてきましたので紹介します。)
右側は恐怖がないため、トラブルからスムーズに回復する良いサイクル、
左側は痛みに対して、否定的・強迫的な考えがあることで、過剰に行動回避とるといった悪いサイクルです。
こちらは繰り返され、いつまでも痛みから解放されません。
このように、慢性痛へは精神状態や痛みの捉え方が、大きく関わっており、
もしかすると急性痛から慢性痛に移行するときに、仕事面でストレスがかかっていたことが引き金になっているかもしれないです。
当整体院は、あなたの過去を振り返って、慢性痛になった原因を探すことを行います。
その痛み、心の歪みが体に出ているのかもしれないね!
今回のブログはここまで。
読んでいただきありがとうございました。
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