前回のブログで、夏バテになる条件について書きましたが、ご覧いただけましたか?
この4条件が揃うと夏バテになる可能性がグッと高くなります。
- 高温・多湿による発汗異常、睡眠不足
- 食欲の低下からくるエネルギー不足
- 冷たい食べ物・飲み物による消化能力の低下
- 室内外の温度差による自律神経の乱れ
今回のブログでは、“d” の内容に関連するのですが、室温や体温の調整に関して深く掘り下げていきます。
人間の体温
個人差がありますが、あなたの平均体温は何度ですか?
最近であれば、低い方だと女性で35.5℃、男性で36.5℃でおおよそ推移しています。
(「私はもっと体温が低いです」というような話は置いておいて…)
変温動物の場合、体温は外気温の影響を大きく受けるのですが、
人間の場合は、真冬・真夏関わらず大きく、ズレることってほとんど無いですよね?
実は! 自律神経によってのおかげで、この一定の体温をキープすることができているのです。
暖かい空気 と 冷たい空気
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にさがる特性があります。
例えば、煙突や気球のように、熱された気体が上昇気流として上がることを想像してもらえるとわかりますよね?
つまり家の中をエアコンで空調管理していても、床と天井では大きな気温差が生まれ、
そのおかげで床が冷たく感じ、足先が冷える原因となっています。
しかも、顔や上半身の高さは、暖かい空気が溜まるため暑く感じ、
足元が冷えているのに、冷房温度をさらに下げてしまうといった悪循環になります。
まずは、冷房の設定温度を28度で扇風機を使用し、室内の空気をかき混ぜてあげましょう!
足先が冷えるのを防いでくれますし、電気代も抑えることができますよ。
前回のブログと今回ブログの冒頭で、自律神経が作用し、
末梢血管を拡張や収縮させることで、体温を一定に保ってくれる
ということをお話ししました。
ですが、
「自律神経が体温調整をしてくれているのに足先が冷えてしまうの?」
と思われた方がいると思いますので、夏の冷えに関係することについて
もう少し解説します。
末梢の血液循環が低下する要因
暑さで動きたくない(運動不足)
心臓より下の血液は、動かなくてもある程度戻ってくるのですが、
筋肉が活動することで、ポンプ作用となり心臓へ押し返してくれます。
しかし「暑くて動きたくない」「汗をかかないように動かない」と、
末梢からの血液が戻ってきにくくなり、冷えやむくみの原因となります。
半袖、半ズボン、裸足といった末梢部の露出した服装
衣服が空気の層を作り、冷たさを和らげる役割を持っていますが、
皮膚を露出しているため、末梢の熱が奪われやすくなります。
加齢や糖尿病などの疾患による末梢血管の脆弱化
糖尿病などのお持ちの方だけでなく、
加齢によっても末梢血管の拡張と収縮の機能が損なわれてしまいます。
ということで…
暑さに負けず、動きましょう!
筋肉を動かして、末梢循環の改善が一番です!
どんな運動をすれば良いかは、次回以降のブログで!
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