こんにちは。
今年も夏がやって来ました。
私は、昨日から、故郷熊野に帰省中。
久しぶりに両親に会って、
家族と一緒に過ごしながら、
先日、私が、田中みずえさんの指導のもと
星の学びを共にしている仲間と体験した
ファミリーコンステレーションのことを
ふりかえっています。
ファミリーコンステレーションは、
グループカウンセリングの一つで、
中心人物となる人が、
「代理人」を選んで、配置し
中心となる人の家族を
グループの輪の中に再現します。
代理人は、
中心人物の家族の詳細は知らないのですが、
家族の内にある感覚を
感じることができるのです。
この代理人が感じている感覚や、
配置によって明らかにされた、
無意識下にある家族関係の特徴を
洞察していきます。
ファミリーコンステレーションが
もたらすのは、ある人に起こる問題を
その人のルーツから紐解く、
ファミリーセラピー。
原因の追及や分析ではなく、
人の心の奥深くにある魂のつながりを
再び見つけていく
そんな時間。
今回のセッションでは、
私が、普段あまり意識していない
家族や社会の一面に
気づくことができました。
私を含めて全ての存在が、
多面性を持っていて、
相手の存在や言動によって、
変化変容していくので、
思い込みの枠が
外れていく。
またそれぞれが、同じ時空間にいて
交流することを体感することで、
自分自身の存在が、
周囲の人々にとって
どう映っているのか
どう影響しているのかを
観ることができる。
私は、息子や父、社会の言動から
自分の子どもっぽさや、
家族への依存を認めつつ、
両親、夫、息子や社会からの愛を
感じて受け取り、
満たされて幸せであること、
世界は愛にあふれていることを感じて、
涙がとめどもなく流れてきました。
私たちが共に暮らし、
仕事をしている限り、
それぞれの役割を果たし、
互いに頼り合う間柄という意味での
信頼関係は大切。
でも、
それぞれが成熟し
自立し続けていけるような
意識作りと取り組みを
行なっていくことも必要。
それぞれが、
お互いの考えや気持ちを
伝え合い理解しあいつつ、
自分と相手との境界や適度な距離を持って、
それぞれに対して誠実に向き合い、
互いに成熟し続け、
自立していく。
今回の学びを、
「人として誠実に生きること」
に活かしていこう。
光も闇もある自分だということを
認めて受け入れ、
その中で生きる。
そして、相手も自分と同じように、
光と闇を持つ存在であり、
お互いによりよい関係を築いていくには、
どんな自分も相手も
認めて受け入れることから学び、
共に成熟して自立し
いろんな学びと愛を心に刻んで
よりよい形に変容させ
循環していこう。