わたしたちの周りには
さまざまな色が
満ちあふれています。
桃色の朝焼け、
よく晴れた日の空色、
広い海の青緑色、
うっとりする黄昏れ色・・・
ある子育て園での
小さな子どもたちとの
色遊びの時間。
画用紙に広がる青色を見て、
3歳になる女の子は、
手に持っていた筆を置いて、
両手で青色を
掴もうとしていました。
彼女は青色の世界に
入り込んで、
私には見えないものを
見ていたのだと
思います。
小さな子どもたちには、
出逢った色をそのまま受け入れ、
内的に感じとる力があるのです。
この力は、
人間として生きる力を
支えてくれます。
これは、
大人になるにつれて、
体と心が不調和をきたすことで、
衰えていくと言われています。
どうすればよいのでしょうか?
芸術活動(アートワーク)を行うことで、
感じとる力を育み、
体と心を調和した状態に
蘇らせることができます。
自分の手や体を使って、
芸術活動をすることで、
自らの内に眠る
生命力が
再生するのです。
私たち大人は、
子どもたちの好奇心に応じて、
彼らの感じる力を
大切に育てていくと同時に、
私たちも、
自然に触れ、
色と出会う体験をして、
感じとる力を育んでいきましょう。
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